脇汗を抑える飲み薬
脇汗を抑えるために皆さんが使うのは、ロールオンやスプレーなどのデオドラントですよね!ただ、スプレーは持続性が無かったり、ロールオンのように使い続けなきゃ効果が出ない!とういものが多いですね。
すぐに効果が出る物は無いの?と言う方にオススメの飲み薬があります。それは、「プロバンサイン」「プロスパス」という2つの飲み薬です。多汗症の治療をされている方、もしくは、これから始めよう!と考えている方は一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
では、この薬にはどんな成分や効果があるのか、どんな副作用があるのかをご紹介します。
プロバンサイン
飲み薬の治療を考えられている方は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この薬は主に胃・十二指腸潰瘍、夜尿症、遺尿症、多汗症の治療に用いる薬です。
プロバンサインの有効成分であるプロパンテリン臭化物は、抗コリン薬と呼ばれ、神経伝達物質であるアセチルコリンの作用を遮断することで、様々な効果を発揮します。このプロパンテリン臭化物は、汗腺を刺激して発汗を促すアセチルコリンの作用を抑えることができるので、多汗症治療に用いられています。
他にも、アセチルコリンには消化管の働きを促進する作用があります。プロパンテリン臭化物がその作用を抑えることで、消化管の動きを抑制し、胃腸管・胆管・尿管の筋肉の収縮による痛みを和らげたり、胃酸の分泌を減らして潰瘍や胃炎を改善する作用もあるそうです。また、アセチルコリンには膀胱を収縮する働きもあるため、プロパンテリン臭化物がその収縮を抑えて膀胱の容積を増やします。頻尿・強い尿意・無意識に尿が出るなどの症状改善にも用いられています。
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プロスパス
このプロスパスにもプロパンテリン臭化物が含まれており、神経伝達物質アセチルコリンの働きを遮断して、汗が放出される量を抑えることが出来ます。先ほどご紹介したプロバンサインと同じ効果が期待できる薬です。
プロスパス (Prospas) 15mg
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副作用
脇汗を抑えたい方にはとても効果のある薬です。しかし、もちろん副作用もあります。主な症状として、
①口の渇き ②便や尿がでにくい ③尿量が少ない ④残尿感 ⑤目のかすみ ⑥光がまぶしい ⑦見えにくい
などの症状がでるケースがあるそうです。
口コミ等でも一番報告されている症状は、口の渇きのようです。人によってはかなりの渇きを覚える方いもいるそうですので、我慢する必要がありそうです。
※副作用については、ほとんど成分が同じためか、どちらの薬も副作用の症状は同じようです。また、異変を感じた場合はすぐに医師に相談するようにしましょう。
服用注意点
それぞれの薬に共通して、以下の注意点が案内されています。
飲み忘れた時に、飲み忘れた分も合わせて飲まないようにしましょう(1度に2錠以上の服用禁止)。
飲み忘れの際、次の服用時間まで間隔が短い場合は、飲まないようにしましょう。
車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないようにしましょう。
緑内障の方、前立腺肥大による排尿障害のある方、重篤な心疾患のある方、麻痺性イレウスのある方は服用しないように注意しましょう。
結局どっちがいいの?
今回ご紹介した商品はオオサカ堂で購入することが出来ます。この2つの商品はどちらも効果がほぼ同じですので、購入される方の好みに左右されるところが大きいです。
違いと言えば価格でしょうか。
プロバンサインは1本およそ5,700円。プロスパスは1本3,300円ほどです。出費を抑えるという意味ではプロスパスの方が良いかもしれません。
ただ、口コミ等でも比較的多く紹介され、効果があったと言われる薬の多くはプロバンサインですので、価格差はありますが、口コミの多いプロバンサインを試してみるのも良いかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した2つの薬は、成分が同じですので、効能も同じです。
デオドラントよりも早く、確実な効果を求めるのであれば飲み薬の効果が高いのでおすすめです。しかし、人にもよりますが副作用はあるようですので、服用のしすぎは注意が必要です。
飲み薬はちょっとこわいなぁ~という方には「こちらをクリック」するとロールオンについてご紹介しておりますので、よかったらご覧下さい。
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