タバコと汗、実は関係があるのご存じでしたか？

汗や汗臭対策はバッチリしてます！汗っかきの私はデオドラントスプレーを使って臭いを予防し、デオドラントロールオンで脇汗を抑えています。汗を大量にかく暑い夏も、厚着で臭いのこもる冬もこれでバッチリです！　　　　　　　　（＾∇＾）

それでも、ジトッと汗、、、なんか汗が臭う、、、汗や臭い対策してるのになんでだろ？と思っている方はいるのではないでしょうか？

もしかして、そんなあなたは「タバコ大好き人間」ではないでしょうか？

タバコによる汗と臭いの関係

1 タバコによる汗と臭いの関係
- 1.1 タバコの費用
- 1.2 タバコの禁煙治療
2 最後に

なんでタバコが関係あるの？と思った方もいるでしょう。
実はタバコに含まれる有害成分が、交感神経系を刺激し、汗をかかせているのです。
また、口から摂取したニコチンなどの有害物質は肺から血液に溶け、全身に回って体の臭いとして汗と一緒に分泌されます。
そして、口の環境悪化にもつながり、歯周病やキツい口臭の原因にもつながることとなるのです。

いくら汗、臭い対策をしていても、タバコで有害物質を摂取していれば、意味がないですよね！
「脱タバコ！」ということで、次からはタバコの禁煙について話していきます。

タバコの費用

タバコって意外に高くて負担が大きいです。節約したいから禁煙してみようかな？と、考えたことがある方もいるのではないでしょうか？

タバコはコンビニでもスーパーでも自販機でもどこでも簡単に購入することができるので、気軽に買えてしまいます。
では、この簡単に買えるタバコ、みなさん年間にどれだけの費用を使っているのか考えたことがあるでしょうか？
一箱５００円として、毎日一箱吸うものと仮定して計算してみると、、、

一箱５００円／１日
１５，５００円／１ヶ月（３１日）
１８２，５００円／１年（３６５日）
９１２，５００円／５年
１，８２５，０００円／１０年

↑計算すると、これだけタバコにお金を使うことになるのです。
このお金、、、もったいないと思いませんか？
例えば、ミラドライという脇汗・ワキガ治療法がありますが、費用はおよそ２５～３０万円と高額です。しかし、タバコを１年半禁煙することができれば、この高額な治療費を貯めたのと同じこととなるのです。脇汗や臭いに本気で悩んでいるのであれば、そっちにお金を使った方が自分のためにもなりますし、経済的ですよね。
また、禁煙外来は約３ヶ月のスケジュール治療が１５，０００円～２万円程度で受けることもできるのです（処方される薬や治療法により金額は異なります）。約１ヶ月の禁煙で治療費が捻出できるのです！

世のお父さんは節約した分お小遣いが増えるかも・・・？

タバコの禁煙治療

タバコを止めることで、汗の発汗を抑えることができ、タバコ成分による汗の臭いも抑えていくことができます。
では、タバコの禁煙治療にはどのようなものがあるのでしょうか？
禁煙治療をご紹介します。

ニコチンパッチ、ガム

タバコがやめられない原因は、ニコチンの依存性が原因です。タバコを吸うと脳にあるニコチン受容体という部分とニコチンが結合して、ドーパミンを大量に放出します。これにより快感を味わうことができます。タバコを吸うと落ち着くというのはドーパミンによるものなのです。反対に、ニコチンが切れるとイライラしてきてしまうのです。そしてまたタバコを吸う。この繰り返しがニコチン依存へとさせてしまうのです。

ニコチンパッチやガムは、このタバコで摂取するニコチンを製剤のニコチンに置き換え摂取し、ニコチン切れによる離脱症状を抑えながら本数を減らして禁煙に繋げていく治療法となります。
ただ、相当の覚悟を持って取り組まないと、ヘビースモーカーには厳しそうです。

禁煙外来

CMやニュースで良く耳にする禁煙外来。でも、禁煙外来ってなんなの？と思っている方もいるのでは？
一言で言うと「医師のサポートを受けながら禁煙治療」です！
医師が症状を診断・把握し、みなさんに適した治療法を提案し、治療薬の処方や治療経過をサポートしてくれるのです。禁煙による離脱症状があっても相談ができるので、うまく続けていけるのが禁煙外来の強みです。
総合病院や内科、循環器科、耳鼻咽喉科など様々な診療科で診察を受けることができます。
条件を満たせば、健康保険を使って治療することも可能です。
本気で禁煙を考えるのであれば、一番おすすめです。一度行ってみてはいかがでしょうか？