1.お金の管理はどうしていますか?
新社会人1年目。やっと自分のお給料で生活していけるようになる。人生の大きな分岐点と言っても過言ではありません。
親元を離れて初めて一人暮らしをする方も多いかと思います。
仕事に家事にと追われる生活は大変かもしれません。
ただ、もう一つ大変なことがあります。
それは、「貯金」です。
貯金なんてお金を遣わなかったら簡単にできるよ!なんて思っている方もいるかと思いますが、実はなかなか難しいのが貯金なのです。
今まではバイト代で欲しいものを買って、行きたいとこに行って、なにも考えずにお金を遣っていたと思います。
でもこれからは、生活を考えたお金の遣い方をしなくてはなりません。
家賃に食費に光熱費に携帯に・・・
あれ?待って!貯金に回すお金無いじゃん!
そう思いましたよね?
そうなんです、意外にお金貯まらないのです新社会人って!
支出が意外に多いのが新社会人なんですが、でも上手くやれば毎月しっかりと貯金できるのも事実。
それはすっごく簡単な事なんですが、お金を貯められない人は実はやっていないことです。
ここであなたに質問です。
「お金の記録簿つけてますか?」
付けていません!
という方がいたとしたら、ぜひ下まで読み進めていってください。きっと参考にはなるはずです!
お金を貯めよう!って思っても、どんな出費があるのかわからなければ、貯蓄に振り分けられるお金の金額も決めることができません。
お金を貯めたい!という気持ちがあるのであれば、少しでもいいので、家計のお金の動きを把握する必要があります。
今回は家計のお金の動きを把握して、実際に私がやっている方法も交えつつ、上手に簡単に記録をつけていく方法をお伝えしていきます。
2.なぜ記録をつけた方がいいの?
なぜ記録をつけた方がいいのか。
【貯金に繋がるから】です。
というのも、先ほどもお話ししたように、貯金をするなら、いくら貯金へ振り分けることができるかを把握する必要があります。
いくらの出費があっていくら貯蓄に回せるのかを把握していなければ、仮に貯蓄口座にお金を振り分けたとしても、結局必要となって途中で下ろしてしまい、効率の良い貯蓄方法とは言えなくなるからです。
実際に何にお金がかかっているのかを把握することができ、無駄な出費の発見にもなります。総出費を減らせれば、その分貯金に回せることとなりますよね!
なので、まず始めに固定費がいくら毎月かかっているのかを調べます。
※ちなみに私は、固定費を見直して携帯電話料金があまりにも高いと思い、契約内容を見直して支出を減らすことができました。
固定費と言いますが、実際どんなものがあるのかと言うと、意外に少ないです。
携帯電話料金・電気・ガス・水道代・ネット・携帯電話くらいですね。
人によっては奨学金やマイカーローンを既に組んでる人もいるかもしれませんが。
これを全て足すと、毎月かかる固定費総額が分かります。
こうすることで、口座から引き落とされる費用も含めていくら、残高を残しておけばいいのか手に取るようにわかります。
その中から、今度はいくら生活費として必要とするか、遊びに使うお金はいくらにするかを考えます。
そのお金を引いた、余った金額が初めて貯金に回せる額になります。
このように固定費を計算するだけで、月にいくら余るのかが把握出来ますので、必ず毎月行う癖付けをしましょう。
3.スマホメモで月1度の記録でOK
では、実際どのように支出を記録すべきなのかというのが問題です。
ほとんどの人は家計簿ノートにメモして、レシート貼り付けて記録を残すなんて面倒臭すぎて絶対に続かないです。
私もやろうと思ったことがありましたが、1週間も続かなかったです、無駄に家計簿ノートに出費してました。これぞ無駄遣い!!!
そうならない為にも、簡単にわかりやすく記録を付けるしか方法はありません。
その簡単な方法は「スマホのメモ機能を使う!」です。
スマホのメモ画面にダーっと固定費を書き出していきます。
そうすると必ず毎月支払わなければならない出費を把握できます。
その横に毎月の請求額を入力するだけです。
そして、書き出した請求額の合計を出せば、1ヶ月にかかる固定支出がわかります。
※一緒に引落日も書いておくと、通帳の残高管理がしやすいです。
次に、毎月の金額が決まっておらず、月ごとに金額が変わる流動的な支出を考えます。
流動的な支出とは、主に食費や交遊費など、毎月固定されていない出費のことです。
例えば、、、
食費 30,000
交遊費 20,000
このように、毎月の金額は確定してはいないけど、必ず必要となるお金を概算で出していきます。
↓このように記録をスマホのメモに書き出します。
※画像の金額は私が概算で入力した金額です。住む地域や環境によっては変化しますので、あくまでも参考金額です。
固定費金額63,000円(画像にある固定費合計額を例に)+流動的資金50,000円=1ヶ月の総支出額 113,000円
このように計算すると、概算ではありますが、1ヶ月に少なくとも113,000円が総支出額として必要であることがわかりました。
あとは簡単です。
手取り収入からこの総支出額を引けば、貯蓄に回せる余るお金が把握できます。
この手取り収入ですが、大卒の新社会人であれば一般的に「16~17万円」が平均手取額と言われております。ですので、ここでは手取り16万円と仮定して例にしていきます。
手取り収入概算160,000万円-支出合計113,000円=余りのお金47,000円
この47,000円が余るお金。すなわち、貯金になるお金です。
このお金は可能な限り使いたくはありません。なので、無駄遣いしないように別口座に振り分けておきます。
このように、約5万円の金額を貯金に回せることがわかりました。簡単に月の支出を把握して、毎月の余るお金を把握することができます。
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こうすることで、私のように面倒くさがりな方でも、ザックリとではありますが、収支を把握できます。
これはお給料が出るタイミングでやるだけですので、月1度の作業です。10分くらいで終わるので、参考にしてみてください。
4.細かく出費を知りたい
この記録の付け方のデメリットと言えばもうお分かりかも知れませんが、細かく記録を付けられない点にあります。
でも、やっぱりノートに記録を付けるのは面倒くさい!
そういう方には、スマホの家計簿アプリをオススメします!
スマホアプリの中には無料で使える家計簿アプリがたくさんあります。1番有名なのがマネーフォワードですかね。自分に合った使いやすいアプリを探してみてください。
ちなみに、アプリに記録を付けるタイミングですが、これは私が実際に実践している方法です。
【買い物をしてレジを通過した直後に記録をつける】ことです。
なぜかというと、家に帰ってからやろうと思ったら100%後回しにしてやらないからです。
そして、気づいたらレシートが溜まっていく悪循環。
そうならない為にも、レシートを受け取ったらすぐ入力という癖を付けることで、入力忘れも無くせますし、レシートもその場ですぐに捨てられます。
私は面倒くさがりな方ですが、入力なんて一瞬で終わりますし、この作業で面倒くさいと感じた事はありませんでした。
5.さいごに
本記事の題名にも書いておりますが、新社会人でも月5万円貯めるにはどうすればよいか、ちょっとは参考になったでしょうか?
若干5万円には届いておりませんが、5万円近く貯められれば御の字です。
また、人によっては手取り収入が平均よりも多い方もいるかと思います。そんな方は、5万円ではなくてもっと大きな金額を貯められるようにがんばってみると良いでしょう。
そして、記録を付けるのを面倒くさがっていた方も、実はこんな方法もあるんですよ、と参考にして頂ければ幸いです。
記録を付けるのは自分のタイミングで構いません。家に支払いの請求書が届いた時点でもOKです。
スマホは肌身離さず持っている、いわば自分の体と言っても過言ではありません(言い過ぎ?)。
そんなスマホだからこそ続けられるとも言えます。
メモ欄に、今月の支払いはいくらなのか記録をつける→いくら今月お金が必要なのかがわかります。
また、いくら必要なのかわかるという事は、貯金に回せるお金も把握できるというメリットにもなります。
このように、毎月確実に貯蓄に回せるお金を把握できるので、是非参考にしてみてください。
若いうちからお金を貯める事は、確実に自分の将来の為になります。少しでもいいので、今からお金を貯める意識をつけてみましょう!
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