つみたてNISAで将来のお金を増やす!20代で簡単積立投資を始めよう!

お金・資産運用の話し



1.つみたてNISA投資について考える

私は25歳の社会人3年目です。将来に備えて資産を増やしていきたいです。何か良い方法がありますか?

 

あります!突然ですが、あなたは株や投資信託などの投資についてどう思いますか?

興味はあるけど、ちょっと怖いんですよね~リスクがあるから、なかなか一歩を踏み出せません。

投資はある程度資産形成ができた親世代がやるもの。大金が必要なイメージがあるし、20代の自分にはまだまだ早いんじゃないですか?

そんなことはないですよ!20代からでも少ない資金で始められる投資があるの知ってますか?それが「つみたてNISA」です!

 

つみたてNISA?聞いたことあります。でも、どうやって始めればいいんですか?

これから説明しますので、下まで読んでみて!

 

 

この男性のように、投資と言われると一歩を踏み出せない人が多いのではないかと思います。リスクがあるから危険。だから投資をやるべきではない!というのが、大半の人の考えです。

 

でも、中には投資に興味があるけど、一体なにをどうやって始めればいいのかわからない!と言う方もいるかと思います。

そんな「投資に不安を抱いている方に、つみたてNISAを利用した積立投資信託」はオススメの資産形成方法なのです。

 

今は定期預金金利が0.01%~0.002%と低金利時代です。そんな今だからこそ、お金にも働いてもらう必要があります。

また、預金金利のように決まった利息の受取ではなく、利息を上回る収益を期待できるのも投資信託の魅力であり、投資を行う意味でもあります。

自分の将来を豊かにしたり、旅行資金にしたり、車を買ったり、将来の家族のために遣ったり。将来をイメージして投資をすると楽しくなります。

 

2.つみたてNISAとは

そもそも、つみたてNISAってなんですか?

簡単にご説明すると、毎月一定額を拠出して、それを投資信託(株・不動産・債券等)の購入に充てる。運用期間は最長20年間で、そうして積立てて得た分配金や売却益の収益が非課税で受け取れます。

簡単に言うとこんな感じです。年間で40万円が積立限度額なので、無理なくつみたてすることができます。

そうなんですね!運用は誰が行うんですか?

基本的には金融機関を通して購入し、その運用はファンドが行います。わかりやすく言うと、投資のプロにお任せ!っということです。

なるほどなるほど。常に自分で運用を行う訳じゃないなら、時間が取れない社会人の僕でも簡単に始められそうですね!

 

もっと詳しく言うと、積立額は少額(金融機関によって違いますが、だいたい千円くらいから)から始められ、その年間積立額の総額は40万円までしかできません。これは国によって決められているので、40万円が限度となります。

また、受取る分配金や投信を売却して得た売却益には通常20.315%の税金がかかるのですが、このつみたてNISAという制度を利用すると、その税金が一切かからない。そんなメリットがあるのです。

なので、一般的な投資信託の積立てでは課税されてしまう税金を節税できるので、節税効果の高い投信積立制度とも言えます。

ザックリ簡単に言うとこんな感じです。

 

3.毎月定額を積み立てるメリットは?

なんで「つみたて投信(NISA)」を利用するのが良いんですか?毎月コツコツ積み立てるメリットは何ですか?

なぜ「つみたて」がいいのかご説明しますね。

つみたて投資信託の運用の最大のメリットである

「長期保有」「時間分散」「リスク分散」

この全てのメリットを享受できるためです。

「長期保有」

投資信託の基本的なスタンスである長期保有により、一時的な基準価額の反動に一喜一憂することなく、余裕を持った長期での資産運用が可能です。これにより、心に余裕を持って投資することができるのもメリットです。

「時間分散」

投資信託は一括で買う場合に一番大きなリスクとして、高値で買ってしまう危険性があります。しかし、つみたて投信であれば、安い時も高い時も毎月一定額を買い付けすることになります。高い時は少ない口数を買い付け、安い時は沢山の口数を買い付ける。すると、取得単価が平均化され、一括で取得する場合よりも取得単価を抑えることができます。

これにより、一時的な価額の上下動により売買をすることなく、安定した長期運用が可能となります。

 

「リスク分散」

リスク分散とは、一つの資産に投資をするのではなく、様々な資産に投資をし、値動きの違う資産で変動があった場合でも、影響をなるべく低く抑え安定した投資を可能とする投資法のことをいいます。

具体的には、先進国・新興国株式、先進国・新興国債権、REIT(不動産投資)等、様々な資産へ投資をしていきます。

投資先や投資資産、投資割合は運用をしているファンドによって異なりますので、購入前に自身の希望に合致した商品を探す必要があります(分散投資は大抵がバランス型ファンドとなります)。

なるほど!長期期間運用をしたいと考えているのであれば、毎月コツコツ積み立てしていく方が、結果的にたくさんのメリットが受けられるんですね。

そうですね。運用に関しては放っておいても問題ないので、面倒くさがりの方にもピッタリですね!

ただ、投信の売り時は自分の判断になるので、注意してくださいね!

 

 

4.iDeCo(イデコ)との違い

iDeCoというものでも積立が出来ると聞きました。違いはあるんですか?

はい。運用商品は投資信託を選ぶこともできますが、そもそもの仕組みが違っています。

 

 

資産運用を検討している方であれば不思議に思うはず、iDeCoとなにが違うの?と。

簡単にポイントだけご説明します。

 

【積立額について】

iDeCoは運用する積立金額に上限があり、それは会社員なのか公務員なのか自営業なのかで上限額に違いがあります。

つみたてNISAでは上限額が年間40万円までと決められていますので、年間で貯蓄資産運用できる限度額に差が出てきます。

【税金の還付】

iDeCoで貯蓄を行えば、掛け金の全てが税金控除の対象となり、所得税・住民税を減税することができます。節税効果が非常に高いので、無駄な税金を支払わなくても良いという特典があります。

しかし、つみたてNISAでは、そのような税金還付の特典はありません。

 

【運用益非課税】

iDeCoもつみたてNISAも運用により発生した収益(利息や売却運用益・分配金)は全て非課税となります。

通常は約20%の税金が課税されますので、仮に10万円の運用益が発生しても、受取額は8万円となります。しかし、iDeCo・つみたてNISAであれば丸々10万円を受取る事ができますので、運用益非課税というのは大きなメリットであることがわかります。

つみたてNISAでキッチリ40万円の積立額を設定すると、分配金が発生した場合に40万円の枠をオーバーしてしまうケースがありますので、ご注意下さい。

 

【積立期間】

つみたてNISAとイデコは基本的に20歳以上であれば誰でも始めることが出来ます(つみたてNISAにはジュニアNISAというものもあります)。しかし、積立期間の終わりが違います。

つみたてNISAは、積立を停止し、投信を売却するまでいつまでも保有することができます。なので、運用の終わりは自己判断となります。

しかし、イデコは60歳で積立終了となります(受取までの期間の運用は可能)その後は一括で受け取るか年金形式で受け取るかの選択をする事となり、払戻しされます。

制度が代わり、iDeCoは65歳まで積立出来るようになるようです。執筆した20205月現在ではまだ60歳までです。

 

【途中の払戻】

つみたてNISAであれば、中途解約可能です。

つみたてNISAは自分の投資判断でいつでも解約払戻を行うことができます。数日かかりますが現金化することが可能ですので、急な出費等による支出に対応はできます(投資ですのでそのタイミングでの基準価額になります。損する事も得する事もあるということです。)。

しかし、イデコは積立を休止することはできても、払戻を行えるのは積立終了時。つまり60歳まで一切の払戻しが行えません。途中で払戻しを考えている方には向かないです。

いざとなればやめる事ができるのが「つみたてNISA」のメリットとも言えます。

 

 

5.なんで投資をするのか?

色々わかりました。でも、結局なんで投資をするんですかね?現金で貯金じゃダメなんですか?

確かに、安全に確実に資産を増やしたいのであれば、銀行に預金しておくのが一番でしょう。でも、お金は預けた金額+αになることはまずありません。

投資信託は大きな+αを求めることが出来るので、夢がありますよね!

 

というのも、先ほどもお話したように定期性預金では金利はほぼ付きません。しかし、投資信託では2%〜8%の利回りが求められる可能性もあります(もちろん運用しているファンドの成績によりますので、損をする可能性も大いにありますので注意!)。

リスク商品ですので、元本を下回りマイナスとなる可能性もあります。しかし、積立であれば、リスクを分散し取得単価を平均化することができるので、長期的にみた場合に収益を上げやすいと考えられているからです。

もし運用が上手くいけば欲しい物が買えたり、旅行に行ったり、これだ収益を上げることも可能なのです。夢が見られるのも投資をやってみる意味と言えるかもしれません。

 

そしてなにより、日本や世界経済に目を向ける機会が増えることです。

実際投資を始める前は世界経済を気にしてニュースを見るなんて無いと思います。しかし投資を始め、世界や日本経済は一体どうなっているのか?今後はどうなっていくのか?それが自分の運用している投資信託にどのような影響を与えるのか?と考えるようにもなります。

このように、人としての視野を広げることが出来るのも、投資信託の魅力だと言えます。

 

また、長期投資という点で、将来の為の資産として考えることができる点も魅力です。

将来の子供の進学費用と思って資産運用をしてみるなど、ゴールを決めて運用をしてみるのも良いかもしれません。

今から少しずつ無理なく資産形成していけることがこの「つみたてNISA」の魅力でもありますので、将来何がしたいのか、どうなりたいのか、何が欲しいのか、を想像しながら積立ていくのも面白いと思います。

 

6.さいごに

つみたてNISAを利用した投資信託の資産運用。なんだか若いうちからやっておく方が良さそうですね。

そうですね。低利の銀行に預けておくくらいなら、生活に支障の無いお金で運用して、お金を増やしてみるのもきっと楽しいと思いますよ!

一番最後に証券会社の広告載せてますので、参考にご覧ください。

将来の自分の姿を想像することが積立を続けていくには必要だと思います。なぜなら、目標が無いと何事も成し遂げられないと思うからです。

将来の為、将来の目標達成の為、将来の旅行の為、将来高級車に乗る為。なんでもいいと思います。

つみたてNISAを始めたい、少し気になっているという方は、迷っている時間は無駄です。最悪、いつでも辞めることができるので、今すぐにでも始めてみましょう!

 

下はつみたてNISA、イデコが始められる証券会社です。自分に合う証券会社を選んでみてください。

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